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国旗の色調について
歴史ある旗だからこそ
社旗やチーム旗などの制作フラッグと違い、激安旗の色調については厳密な決まりがあるのかとうご質問を頂きます。
答えとしては、厳密な規定はございません。もちろん諸外国の中には国際基準色などで印刷色を指定されているフラッグもあります。しかし大半は「勇敢な民の血の赤」や「大空の青」、「神聖な緑」など非常に抽象的な表現でしかありません。
国の制定とともに作成されたオリジナルフラッグである国旗の歴史は古く、当然その頃にDIC番号やPANTONEといったプリント用ツールも存在しませんでした。
よって、由緒ある国旗の色ほど基準を一つに絞るのは困難です。
しかし、日の丸の赤が赤紫であったり、橙色が強すぎたりすると明らかに異和感を感じます。特注格安オーダー製作業者の立場としては、極力万人の方にとって慣れ親しんだ国旗の色となるよう作成させて頂いております。
国旗にあまり使われない色
国際的なフラッグにはあまり使われていない色があるのをご存じでしたか?
それは「ピンク」と「紫」の2色です。綺麗なデザインが生み出せそうな2色ですが、実は世界のオリジナル旗には殆ど使われていません。
その理由としては「中間色は色合いが微妙で染め方が難しい」「力強さに欠ける」などが挙げられます。
今でこそ簡単に印刷で表現することのできる紫とピンクですが、国が誕生した古代では表現の難しい色でした。また、国の意思を表明する明確なシンボルとして国の旗に採用する色としては、紫は不透明、ピンクは優しすぎる印象を与えます。
フラッグによく使われる色
国家のフラッグによく使われる色は、赤です。諸外国の7割以上で採用されているダントツのパブリックカラーと言えます。
赤は国民意識を高揚させる色であり、染物でも再現し易かったことから沢山の国々のオリジナルフラッグに採用されて来ました。